2010年2月27日土曜日

宇宙と天才

宇宙と天才



「私は宇宙初の天才で星や太陽といつも一緒に住んでいます。

私の想像力は限りもなく、地球を飛び越えて宇宙の彼方へ前進して行きます。」



と言ったのはアーティストの草間彌生さんですが、、、先日Beethovenの晩年の弦楽四重奏を聞いていて、「ベートーベンって宇宙って感じ…。」となんとなく思いました。以前、第九を演奏した時も、色んなマテリアルが見えてくる様で、確か似たようなことを感じた記憶があります。晩年の作品ほどその感じが強い気がします。「理屈を超えた世界」という感じ。



小さい頃に教科書で、上の様な写真を見て、「まるで血液中の白血球やヘモグロビンの様だ‥。」と思って、「もしかしたら自分の体を形作っている血液や、核や分子一つ一つのその中にも、果てしない世界が広がっていて、もしかしたらこうして授業とか受けているのかも‥[E:flair]」という想像を独りでよくして、ひそかに楽しんでいました。



Beethovenが外向けに開けて行く大宇宙なら、Bachはより奥深い内側に広がるミクロコスモスって感じ。



「世界観」が星の数ほどあるように、「宇宙みたいなもの」も同じ数かそれ以上に存在するような気もしますが、とにかく今の自分が音を媒体にして、そういう圧倒的で普遍的な世界の一端に触れられることを実感できる、ということは、純粋にものすごく豊かでしあわせなことなのかもしれないな…と思いました。